香りを引き立たせる追い鰹!プロが写真付きで分かりやすく解説します

追い鰹ってなんだろう?鰹の種類なのかな?それとも料理の時に使うものなのかな?

と疑問に感じてはいませんか?

「追い鰹」とは、鰹節でとった出汁に追加で鰹節を入れることです。

追い鰹のやり方のポイントは火を止める。かき混ぜない。絞らないという3点です。

このポイントをおさえて追い鰹をすると香りのよい料理を作れること間違いなしです。

是非やってみてください。


1.追い鰹とは?

1-1.追い鰹の意味

追い鰹とは鰹節でとった出汁に、追加で鰹節を入れることです。差し鰹とも呼ばれます。

1−2.追い鰹をする理由

追い鰹をする理由は、出汁に足りていない鰹の香りを補うためです。

追い鰹には足りていない鰹の香りを補うという効果があります。

料理をしていて鰹の香りが足りていない、なくなってしまったと感じたら追い鰹を行うと鰹の香り豊かな料理を作れるでしょう。


2.追い鰹の準備

2−1.追い鰹用の鰹

追い鰹用の鰹節は、花かつおがおすすめです。花かつおは香りが強く、追い鰹を行う目的に適しています。

追い鰹に使う鰹の量はこの量といった決まりがなく、状況に応じて変化しますが、最初に入れた鰹節の4分の1を目安として追い鰹をしましょう。

2−2.キッチンペーパー

鰹節をキッチンペーパーにはさみ込むことで、花かつおを直接入れることなく追い鰹することが可能です。

キッチンペーパーを使うと、追い鰹の時に直接鰹を入れない為、だしが濁ってしまったり、鰹節が料理内に入ってしまうことがなくなります。

そのため、より上手に追い鰹するにはキッチンペーパーを使うことをおすすめします。

 


3.追い鰹のやり方

追い鰹をするにあたって、間違ったやり方をしてしまうと、十分に香りが補えなかったり、出汁がにごったりしてしまい、せっかくうまくできていたものが追い鰹によって台無しになってしまいます。

そこでだしのプロが正しい追い鰹のやり方を紹介するので、是非参考にしてみて下さい。

 3-1.パックを作っておく

鰹節がこぼれないようにボウルの上などで鰹節をキッチンペーパーにくるんだものを用意します。

包み方を写真付きで説明していきます。

キッチンペーパーの角を鰹節を包むようにして順番に折っていきます。

折り目はしっかりとつけましょう

最後の角を、鰹節がでないように深く折りこめば完成です。

3−2.料理の終盤で火を止める

追い鰹は料理の完成前に行います。

完成間近のタイミングで火を止めます。

火をつけたまま追い鰹をすると香りが飛び、にごりの原因にもなりますので、必ず火を止めるようにしましょう。

3−3.鰹節を入れる 

あらかじめ作っておいたパックをそのまま入れます。

そのまま放置しても自然と出汁が染み込んでいきます。

3−4.放置する

パックを入れたら、だしがパックに染み込んでから2分間放置します。

ここでかき混ぜたり押して絞ったりしてしまうと出汁がにごる原因になるので絶対にやらないようにしましょう。

3−5.取り出す

2分間したらパックを取り出します。取り出すときには箸で絞ったり、出汁をきったりしてしまうとにごり、さらには苦みの原因になります。

取り出すときは必ずなにもせずそのまま取り出すようにしましょう。


4.まとめ

追い鰹とは鰹節でとった出汁に、追加で鰹節を入れることです。

使用する場面としては、料理をしていて鰹の香りが足りない、減ってしまったと感じた時です。

追い鰹を行うことで出汁に足りていない鰹の香りを補うことが出来ます。しかし、間違った追い鰹のやり方をしてしまうと、出汁がにごる、香りが出ない、苦みがでてしまいます。

そんな失敗をなくすために正しい追い鰹のやり方を紹介しました。

特に大切なポイントは火を止める。かき混ぜない。絞らないという3点です。

これをおさえれば香りの引き立つ出汁をとれること間違いなしです。

この記事を参考にして正しい追い鰹で、料理をおいしく作ることが出来たら幸いです。

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