春キャベツは柔らかくて、みずみずしく、甘味が強く、だしの味がしっかり乗るのでおひたしに最適です!
春キャベツなら何でもいいというわけではなく、おひたしに最適な春キャベツを選ぶときには3つのポイントを抑えると良いです。
・軽いもの
・色が鮮やかなもの
・芯が白くてきれいなもの
これさえ選んでおけば美味しいおひたしが作れます!
おひたしを作る時は「蒸すこと」がポイントです!
旨みがお湯に溶け出さず、美味しいおひたしが作れます。
みなさんもこの記事を参考に美味しい春キャベツのおひたしで食卓を彩ってみてはいかがでしょうか?
目次
1.「春キャベツは柔らかくてみずみずしく、甘みが強くおひたしに最適!」
おひたしは季節ごとに種類の違う旬の葉物野菜を使う事で、食卓を鮮やかに彩ってくれる、料理の一つです。今回紹介するのは春の時期に旬を迎える春キャベツのおひたしです。春キャベツは、普通のキャベツに比べて柔らかくて、みずみずしく甘みが強いのでおひたしにぴったりです。
そんな春キャベツの特徴を最大限に活かすために、選び方のポイントを3つお伝えします。
1-1軽いものを選ぶ。
葉が柔らかくふわふわしている春キャベツは、持った時に軽いほうが巻きがゆるく甘みが強いです。重いものは育ちすぎて葉の巻きがきつくなり苦みが出ることがあります。おひたしに最適な春キャベツは甘さが強いことが特徴なので、そっと持ち上げてみて軽く巻きがゆるいものを選びましょう。
1-2みずみずしく色が鮮やかで光沢のあるものを選ぶ。
春キャベツは冬キャベツに比べると鮮やかな黄緑色をしています。
冬キャベツは外葉が紫がかっているのが甘いのに対して、
春キャベツは緑が濃く内側にかけて黄色のグラデーションになってるものが美味しいです。
春キャベツ
冬キャベツ
1-3芯は小さく、白くてきれいなものを選ぶ。
芯の切り口は500円玉硬貨程度の大きさが目安となります。それ以上大きいものは成長しすぎて、葉の水分が抜け、固く苦みが出てきます。そのため、春キャベツの芯は小さいものを選びましょう。
2.おいしい春キャベツのおひたしの作り方
今回は2人前の分量で紹介します。
2-1材料
出汁取り用
水、1000cc
昆布、10g
かつお節(花かつお)、20g
※出汁を取らない場合
(水、200ml + 顆粒だし、小さじ2)
具材・蒸し用の調味料
春キャベツ、1/2個
水、200ml
塩、小さじ1
味付け用調味料
かつおだし(だし取り用にて取ったもの)、200g
醤油、40ml
砂糖、小さじ4
かつお節、6g
2-2道具
用意するもの
フライパン
フライパンのフタ
片手鍋
ボウル
ざる
包丁
まな板
菜箸
2-3出汁の取り方
1、鍋に水1000ccと昆布を入れ、30分程度浸けておきます。
2、昆布を浸けておいた鍋に火をつけ、沸く手前で取り出します。
ポイントは昆布は沸く手前で取り出すことです。これにより昆布のぬめりやえぐみが出るのを防ぐことが出来ます。
3、昆布を取り出したあと、火を止めかつお節を入れ2分待ちます。
ポイントはお箸でかき混ぜたりしないことです。えぐみが出る原因になります。
4、鍋の上にキッチンペーパーを敷いたざるを乗せてだしを漉します。これでだしの完成です。
2-4具材のカット
1、春キャベツの硬い部分を取り除きます。
芯の部分、外側の葉の硬い茎の部分を取り除きます。
2、縦に半分に切り横に1㎝位の幅で切っていきます。
イメージとしては指1本分くらいの幅で切っていくと良いです。
2-5キャベツを蒸す。
おひたしというとお湯に浸けてしんなりさせるイメージですが、この方法だとキャベツの甘味や旨味がお湯に溶け出してしまいます。蒸すことでこれらの旨味がある程度溶け出るのを抑えることができます。
1、フライパンに火をつけ温めます。
2、フライパンが温まったら水を少量入れ、小さじ1杯の塩を入れ、その後キャベツを入れます。
3、フタをしてキャベツを蒸らしていきます。
目安としてはしんなりするくらいで、1分ほどで確認してみると良いです。
4、1分ほどしたら上下をひっくり返し、フタをしてもう1分待ちます。
菜箸でひっくり返すように混ぜてあげると良いです。
5、火を止め、ざるを使って水気を切ったあと、そのまま置いて粗熱を取ります。
キャベツの様子を確認してしんなりとしていて少しシャキシャキ感が残るくらいがベストです。気持ち硬めくらいで火を止めてしまっても構いません。粗熱を取る際は水にさらすのではなく、そのまま置いて粗熱を取ってください。旨みが溶け出してしまいます。
2-6味付け
1、粗熱を取った出汁と醤油、砂糖を混ぜます。
先ほど取った出汁200mlと醤油40ml、砂糖小さじ4杯を混ぜます。砂糖がしっかり溶けるまで混ぜてください。
2、蒸したキャベツと調味液の混ぜ合わせを行います。
キャベツを軽く絞り余分な水気を取りながら調味液に入れます。強く絞りすぎると食感が損なわれてしまうので強く絞りすぎないのがポイントです。その後、調味液にくぐらせます。
3、冷蔵庫で30分ほど寝かせて完成です。
30分ほど冷蔵庫でしっかり味をしみこませてください。
まとめ
春キャベツを使って、シンプルでとても美味しい春キャベツのおひたしを作ることが出来ました。
この記事では、春キャベツを使ったおひたしの作り方をご紹介させていただきました。皆さんもぜひ春には春キャベツのおひたしで食卓を彩ってみてはいかがでしょうか。
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