実はすごい!海外から見た和食文化


1.海外に浸透している和食文化!

みなさんは、和食文化が海外で注目されていることをご存知でしょうか?
ここでは、和食文化の拡大の歴史から、今特に人気な和食文化についてご紹介しで行きます。

1-1 海外では和食店が増加中!

近年、和食文化は世界に浸透しつつあります。
海外における和食店(日本食レストラン)の数が急速に増加していることからも分かります。
海外和食店は、
 2006年:約2万4,000店
 2013年:約5万5,000店
 2015年:約8万9,000店
 2017年:約11万8,000店
 2023年:約18万7,000店
海外に居ても和食を食べたい!と思う人が多いことがうかがえます。

(以下、参照)
農林水産省, 令和5年, 海外における日本食レストラン数の調査結果(令和5年)(訂正版),(令和7年10月29日取得, https://www.maff.go.jp/j/press/yusyutu_kokusai/kikaku/231013_12.html?utm_source=chatgpt.com)
農林水産省, 2018年, 和食に対する世界からの注目, (令和7年10月29日取得, https://www.maff.go.jp/j/keikaku/syokubunka/wasyoku_unesco5/data.html#b1)

1-2 和食文化の代表的な料理はラーメン、寿司、抹茶!

和食文化において、特にラーメンや寿司、抹茶が高い人気を集めています。
ラーメンはその多様な味やカスタマイズ性が支持され、各国で専門店が続々とオープンしています。
寿司は海外で見た目の美しさとヘルシーさが評価され、幅広い世代に人気です。手軽に日本文化を感じられる料理として定着し、専門店も年々増加しています。
抹茶は健康志向の高まりとともに注目され、ラテやスイーツとしても親しまれています。


2.ユネスコ無形文化遺産登録やSNSにより広まった!

 なぜ和食文化はこんなにも注目されているのでしょうか?
 ここでは、その理由を紹介していきます。

2-1 今までの歴史

 2013年に、「日本人の伝統的な食文化—自然を尊重する精神に基づく食の習わし—」がユネスコ無形文化遺産に登録されてから、和食文化は一気に拡大しました。
 それ以前は海外での和食文化の知名度はそれほど高くなく、世界中の和食店はわずか約5.5万点ほどしかありませんでしたが、登録されてからは、「健康的でバランスが良く、美しい料理」として世界中で注目を集め始めました。
 そして、海外の和食店は2023年にはなんと約18万店を突破し、今では日本の食材輸出や観光にも追い風となっています。

2-2 TiktokやYoutubeで広まった!

SNSで気軽に和食について知る機会が増えたことも、和食文化を拡大させた理由の一つです。
訪日観光客がSNSで和食について投稿し、他のユーザーが和食に興味を持つきっかけとなっています。
特に、和菓子などは見た目の美しさや繊細さから「映える料理」として注目され、InstagramやTikTokなどで多く発信されています。
また、SNS上では日本の食文化や食に対する丁寧な姿勢にも共感が集まり、単なる流行ではなく、和食文化そのものへの関心や理解も深まっています。

2-3 アニメやドラマの影響も!

 日本のアニメや漫画を見て和食を知った人も多いのです。
 例えば、海外で特に人気のある漫画NARUTOでは、主人公のうずまきナルトの大好物でがラーメンであることから、自分もキャラクターと同じ食べ物を食べたいとアニメがきっかけで実際にラーメンを食べてみたという人も多いです。
 また、「食戟のソーマ」のような料理作りをテーマにしたアニメを見て和食を知った人も多いといいます。
 このように、日本のアニメや漫画は、海外の人に和食文化に興味を持たせるきっかけとなっているのです。


3.海外の和食は日本の物と少し違う?

 海外で和食文化が広がるにつれ、その形も変わっていっています。海外で提供される和食は、日本の伝統的な味や調理法とは異なることが多く、現地の食材や好みに合わせてローカライズされています。
 ここでは、現地の文化が融合された和食、シェフによってアレンジが加えられた和食を紹介します。

3-1 カリフォルニアロール

アメリカでは、アボカドを使った「カリフォルニアロール」が大人気です。
これは1960年代にカリフォルニア州の和食レストランで誕生しました。
実は、現地の人が作ったのではなく、「日本の寿司をアメリカでも受け入れてもらえるように」と、日本人料理人が考案したものなんです。
見た目は巻き寿司ですが、のりが外側ではなく内側に巻かれているのが特徴で、外側にはトビコやごまがまぶされています。
また、生の魚は使われておらず、アボカドやカニカマなどを具材にした、食べやすいアメリカ風のお寿司です。

3-2 ラーメンが現地風の味付けに!

 海外で人気のあるラーメンは、現地風の味も生まれています。例えば、マレーシアやシンガポールでは「ラクサラーメン」という、ココナッツミルクを使ったスパーシーなスープで作られていたり、南米では、コーン、パイナップル、ピーマンなど、カラフルな南米食材を活かした「トロピカルラーメン」も登場しました。


4.まとめ

 和食文化は、ユネスコ無形文化遺産に登録されてからだんだんと海外の人々に受け入れられ、人気を高めていく中で、現地風にローカライズされた料理も生まれてきました。これからも和食文化は、世界各地の食文化と交わりながら新しい形へと進化し、より多くの人々に愛されていくことでしょう。国境を越えて広がっていく和食文化のこれからが楽しみですね。

 

”ふわっ”と とろけて口いっぱいに広げる極上の旨み

”ふわっ”と とろけて口いっぱいに広げる極上の旨み

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それも主張しすぎない濃さが丁度よく、色とともに厚みの薄さからは信じられないほどの深みでした。柔らかくて食べやすいので、小さなお子様にも良さそうです。

丁寧で確かな熟練の技を、ご飯茶碗一杯、味合わせてもらいました。開封して一日目なのに、残り少なくなった時の寂しさをもう予想できてしまいました。そんなふりかけが今までにあったでしょうか。自信を持っておすすめするその理由が分かるような気がします。自分ひとりで楽しむのではなく「いいものを見つけたよ」と誰かに教えたくなるような、そんな一品でした。

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