おでんだしの基本と、おすすめの業務用だしの紹介!

みなさんはおでんを作るときに自分でだしをとっていますか?
だしが大量に必要な際に業務用に使えるおでんのだしがあったら便利と思ったことはありませんか?

おでんのだしは鰹節と昆布の組み合わせが多いです、その理由は和食のだしの基本の組み合わせだからです。今回は自分に合ったおでんのだしを使いたい方や飲食店でおでんを提供したい方向けにも
おすすめの業務用のおでんのだしを紹介していきますまた、おでんと一口に言っても、全国各地には様々なご当地おでんがあります。
ご当地おでんの特徴を含めて各おでんにあっただしの紹介もしていきます。


1.おでんだしの基本は鰹と昆布の合わせだし

おでんに使われる基本的なだしは鰹節と昆布です。この組み合わせは和食のだしの基本の組み合わせなので、どんな具材が入ったおでんでも、とりあえず使っておけば美味しくなります。

なぜ美味しくなるのかというと、鰹節のイノシン酸と昆布のグルタミン酸、これら二つのうま味成分を合わせることで、相乗効果で格段に強い旨味を感じられるため、このふたつを組み合わせるとおいしさが倍増するといわれています。
合わせだしと言ったら基本的には鰹節と昆布の合わせだしの事を指します。
ただおでんにも様々な趣向があり、地域によって好まれる出汁が変わる事があります。

関西方面のおでんではかつお、昆布合わせだし+薄口醤油を使って、あっさりとした味わいに仕上がります。
透明感があり、薄味でだし自体の風味が際立っているように感じるのが特徴です。
素材の風味や良さを大事にしたいからこそ香りの薄いあっさりとした薄口醤油が選ばれています。

関東方面のおでんではかつおだし+濃口醤油、酒、みりん、砂糖を使って、甘辛く濃いめの味付けです。
だしの色も濃く不透明なのが特徴的で具材に味がしっかりと染み込みます。

次の章で代表的なご当地おでんと、それに合う業務用の出汁を紹介します。


2.ご当地おでん別おすすめの業務用だし

全国各地のご当地おでんの総数は20種類以上ともいわれています。
ご紹介するのは一部ですが入れる具材、特徴からご当地おでん別おすすめの業務用だしを紹介します。

今回紹介するおでんの業務用だしは、全て静岡県焼津市で業務用の削り節やだしを製造している
「小林食品株式会社」の液体だしを紹介します。
まず最初のご当地おでんの例と共に、製品の特徴をご紹介します。

2-1.九州 福岡おでん

九州のおでんといえば福岡おでんが挙げられます。
博多では魚のすり身を餃子で包んだ餃子巻と呼ばれる具材が入るのが一般的です。

だしはかつおと昆布の合わせだしに牛すじを入れてコクのある味わいです。
見た目もインパクトがあります。

おいしさはもちろんですが、福岡といえば屋台です。屋台の雰囲気と一緒に楽しみたいおでんです。
そんな福岡おでんに使って欲しいのが「かつお昆布合わせだしNo6」という製品です。

まずは業務用だしのメリットは5つあります。

1.液体だしなので削り節抽出の時間が短縮でき、だしがらの処理も省けます。
2.作業のマニュアル化が出来ます。
3.濃いお出しが入っていて、約15倍まで希釈して使用可能です。
4.高温殺菌をしており、常温保管が出来ます。
5.使用目的により、濃さを自由に加減出来ます。

次に製品説明です。

厳選した焼津産の鰹節と利尻産の昆布にこだわった割烹仕立て風の上品な天然素材だけの素だしです。

この商品は、基本的には通常のだし汁の15倍濃縮品です。
かつおと昆布合わせだしNo6 1袋(2Kg)で、30Lのだし汁ができます。
これは、削り節1.8kgを41Lの水で抽出したもの(出来上がり30Lのだし汁)と同じです。

下記のリンクから専用の製品ページにいけますので宜しければ一度、御覧になってください。https://www.kobayashi-foods.co.jp/goodslist/goods3-12/

2-2.北海道 札幌おでん


北海道は入れる具材が北海道ならではの食材を入れることが多い特徴があります。
代表的なご当地おでんは札幌おでんです。昆布のだしをベースに豊富な種類の山菜や貝類が沢山入ったおでんは見た目でも食欲を掻き立てます。

山菜はふき、貝類はホタテ、タラのしらこが入る場合もあり、他のおでんでは味わえない具材が魅力です。
また北海道のおでんといえば、さつま揚も定番で四角い長方形のさつま揚なので食べ応えもあります。

だしは濃いめの昆布だしのみが多くシンプルな味付けになっています。
そんな札幌おでんにおすすめな業務用だしは濃縮だし昆布です。

厳選した北海道・日高産昆布を水で抽出し濃縮した昆布だしです。
昆布特有な香りがきき、素材の旨みを引き立たせます。

製品詳細はコチラからhttps://www.kobayashi-foods.co.jp/goodslist/goods3-2/

2-3.関東 東京おでん

関東の幅広いエリアで食べられるおでんは関東おでんまたは東京おでんと呼ばれています。
関東風のおでんの特徴は長時間煮込み、色が濃く甘辛いのが特徴的です。
大根、卵といったおでんの具材にちくわぶ、はんぺん、魚の練り物が入っています。
だしはかつお節をベースに濃口醤油、みりん、砂糖で甘辛い味付けにされています。

そんな東京おでんにおすすめの業務用だしは濃縮だし鰹です。

厳選した鰹節から抽出した素だしタイプの鰹節天然液体だしです。

製品詳細はコチラからhttps://www.kobayashi-foods.co.jp/goodslist/goods3-1/


3.まとめ

おでんのだしの基本はかつおと昆布の合わせだしということがわかったと思います。
また合わせだしとは何の組合せなのか、何故美味しいのかその理由についても理解が深まったと思います。

おでんは入れる具材が地域によって異なり様々な特徴があります、それはおでんのだしにも当てはまります。
数多くあるご当地おでんの中でその特徴にあったおすすめのだしを紹介させてもらいました。

だしにこだわりながらお客様が美味しいおでんを作る手助けになれたなら幸いです。

無料Ebookプレゼント

家庭でも実践できる!
うま味が凝縮された
美味しい和食料理を作るための全知識

ebook

「もっと美味しい和食を作りたいけど、
なかなかコツが掴めない」と
悩まれていませんか?

和食は繊細な味付けが肝となりますが、そのコツがわからないと悩まれる方は驚くほど多いものです。

特に日本人である以上は美味しい和食を当たり前のように作れるようになりたいと思いますよね。

本冊子では、かつお節の専門家として長く和食に携わってきた私たちが、全ての日本人に知っていただきたいと考える

  • うま味を7〜8倍に引き上げる食材の組み合わせ
  • 素材のうま味を最大限引き出すだしの取り方
  • 「花かつお」と「かつお厚削り」の取り入れ方の違い
  • 誰でも実践できる温かみある和食特有の味付けのコツ

など、美味しい和食を作るための全知識を35ページに渡ってわかりやすくまとめました。
ぜひ、本冊子の知識をもとに美味しい和食を作ってみてください!

コメント

うま味が凝縮された
美味しい和食料理を作るための全知識
うま味が凝縮された
美味しい和食料理を作るための全知識