余った長ネギ・万能ねぎのおいしさキープの為の保存手順、決定版!

正しい保存をすれば冷蔵庫で3週間の保存が効くって知っていましたか?

今回は、長ネギを1週間に3日以上食べている私が今までの経験から一番おいしく、長く保存できた方法を一目でわかるように簡単に紹介します。

長ネギは乾燥に弱いので水で湿らせたキッチンペーパーを巻いて保存するのが効果的です。このように正しい保存期間を知ることでネギを長く持たせて上手に使うことができます。

ぜひこの記事を読んでネギの保存方法について知っていただけたらと思います。


1.長ネギのおいしい保存方法

ネギは自然状態(育つ環境)に近い形で保存することで鮮度を保ちやすくなります。

ですから、決して使いやすいからといって、細かく刻んでから保存したりしないでください。鮮度が失われ、長ネギ本来のおいしさが無くなってしまいます。ただし、一般的には、常温で保管する際は冷暗所で14℃以下に保管する方が良いと言われているので、管理しやすい冷蔵保管を紹介致します。

【具体的な保存方法4手順】

1-1.ネギを10㎝大に切る

長ネギを10㎝大に切ることで冷蔵庫・野菜室でネギが立つように保存できるようにしておく。このようにすることでネギを自然状態に近い状態で保存することができます。また、ネギに含まれる成分「アリシン」が飛ぶのを防ぐこともできます。アリシンは、ネギの香りのもとであり、殺菌・抗菌などの働きがある成分です。揮発性なので、空気に触れて時間がたつと成分が飛んでしまいます。その為、細かくして保存することはあまりお勧めできません。

1-2.水を含んだペーパーで長ネギを包んで保湿

キッチンペーパーなどにたっぷり水を含ませてネギを包み、保湿させましょう

ネギは乾燥に弱く、冷蔵庫でそのまま保存すると時間の経過とともに「パサパサ」になり、長ネギのおいしさが失われていきます。

ですから、このようにネギを包み込むようにして保湿してネギが「パサパサ」にならないように対策をします。これを行うことで保存中はネギのみずみずしさが持続され、次回もおいしく召し上がることができます。

1-3.ジップロックなど密閉できるものに入れる

新鮮な食感をキープする為にジップロックを使用します。そのままの状態で冷蔵庫に入れると、乾燥した庫内で水分が蒸散し、みずみずしさも香りも失ってしまいます。ですから保存する際には必ず外の空気に触れないような容器に入れ、保存することがとても重要です。

保存する際の注意点として、青い部分は白い部分より早く傷むので、保存袋を分けて、傷みが白い部分にうつらないようにすることもポイントの1つです。

1-4.冷蔵庫・野菜室で長ネギを立てて保存

この状態にして冷蔵庫・野菜室に保存します。

冷蔵庫・野菜室で①~③の手順をしたもので保存をすることで

・長ネギの青い部分は14日間
・長ネギの白い部分は21日間

保存することができます。

市販の野菜収納ケースがお勧めですが、なければ2L1L500mmペットを切って同じような形にしての代用も可能です。

たったこれだけの保存方法をするだけで長ネギをおいしく長持ちさせることができます。


2.万能ねぎのおいしい保存方法

万能ねぎも基本的には長ネギ同様に収穫前と似たような状態で保存することで、鮮度を維持することができます。その為、横に寝かして保存してしまうと縦に起き上がろうとするのに栄養を消費してしまい賞味期限が短くなりますので注意が必要です。

【具体的な保存方法4手順】

2-1.根の部分を湿らせたキッチンペーパーで包みます

長ネギ同様、万能ねぎも水分を与えた状態で保存するようにしましょう。冷蔵庫でそのまま保存すると時間の経過とともに風味や味が損なわれます。

2-2.ジップロックなど密閉できるものに入れる

新鮮な食感をキープする為にジップロックを使用します。そのままの状態で冷蔵庫に入れると、乾燥した庫内で水分が蒸散し、みずみずしさも香りも失ってしまいます。ですから保存する際には必ず外の空気に触れないような容器に入れ、保存することがとても重要です。

保存する際の注意点として、青い部分は白い部分より早く傷むので、保存袋を分けて、傷みが白い部分にうつらないようにすることもポイントの1つです。

2-3.冷蔵庫・野菜室で万能ねぎを立てて保存

以上のポイントを守りながら保存することで14日間保存することができます。


3.ネギに関するQA

ここではネギの保存に関する質問に答えます。

3-1.刻んだネギ(小口切り)はどのように保存してどのくらい持ちますか?

あらかじめキッチンペーパーなどで水気を取り、ジップロック冷凍庫保存で1ヵ月持たせることができます。刻んだネギは断面から水分がたくさん出てくるので断面から出る水気を取ってから保存をしないと「びちゃびちゃ」になってしまうのでネギの食感が失われてしまします。その為、水気を取り、保存することをお勧めします。

3-2.ネギは常温保管できますか?

長ネギ以外の常温保管はできません。長ネギは風通しの良い、冷暗所にて段ボールか新聞紙に包み立てて保存することで14日間持たせることも可能です。

3-3.長ネギは刻んでから保存した方が良いですか?

出来れば細かく刻まず、長いままで保存することをお勧めします。長ネギに含まれるアリシンは、長ネギの香りのもととであり、殺菌・抗菌などの働きがあります。アリシンは揮発性なので、空気に触れる面が多すぎるとその分、成分が飛んでしまいます。そのため、空気が触れる面を減らすためにもなるべく長いまま保存した方が良いです。

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