「削り節の日」って何?そもそも削り節って何?誰が決めたの?何をする日なの?
あまり耳にしたことがない方が多いのではないでしょうか?
よく考えてみるとどんどん疑問が湧いてきますよね。
今回は「削り節の日」とは一体何なのか?誰が決めたのか?そして、おススメの3つの楽しみ方をまとめました。あなたもこの記事を読んでぜひ「削り節の日」をおいしく楽しんで下さい!
目次
1.「削り節の日」(けずりぶしのひ)って何?
毎月24日は「削り節の日」(けずりぶしのひ)という記念日に制定されています。
1-1.「削り節の日」(けずりぶしのひ)の由来
なぜ毎月24日なのでしょうか?
それは語呂合わせからきています。
「2→ふ」、「4→し」と見立てて、24=ふし=節=削り節ということで毎月24日を「削り節の日」と呼ぶようになりました。
特に11月24日は「1→い」「1→い」「2→ふ」「4→し」と見立てて、1124=いいふし=良い節ということで「削り節の日(良い節の日)」となっています。
1-2.誰がどういう目的で決めたの?
削り節の日は「東京鰹節類卸協同組合」によって、世の中の人により削り節を広く知ってもらうために制定された記念日です。
【参照・引用元】「記念日・祝日の辞典」東京堂出版 「東京鰹節類卸協同組合」
1-3.「削り節」(けずりぶし)って何?
① カツオ・サバ・マグロなどの魚を節(ふし)にした物を削ったもの。
② イワシ・アジなどの魚を煮干し(にぼし)にしたものを削ったもの。
③ ①と②を混ぜたもの。
上記のものを「削り節」(けずりぶし)と呼びます。
【参照・引用元】「削りぶしの農林規格」農林水産省HP
2.削り節に関するその他の記念日
「削り節の日」の他にも「鰹節の日」「和食の日」というものがあります。そのどちらも11月24日です。
同じ日に制定されたふたつの記念日について説明致します。
2-1.「鰹節の日」(かつおぶしのひ)
11月24日は「鰹節の日」とも呼ばれています。
こちらは鰹節メーカーであるヤマキ株式会社が制定した記念日で、こちらも鰹節の使い方、上手なだしの取り方などを多くの人に知ってもらうために定められた記念日です。
由来は「1→い」「1→い」「2→ふ」「4→し」と見立てて、1124=いいふし=良い節=鰹節から来ています。
2-2.「和食の日」(わしょくのひ)
11月24日は「和食の日」とも呼ばれています。
こちらは一般社団法人 和食文化国民会議が制定した記念日で、和食文化について認識を深め、大切さを再認識するきっかけの日となってもらいたいと定められた記念日です。
由来は「1→い」「1→い」「2→に(ほん)」「4→し(ょく)」と見立てて、1124=いいにほんしょく=良い日本食=和食から来ています。
3.削り節を使ってみよう
「削り節の日」にはぜひ削り節を取り入れた料理を作ってみましょう!
身近な人と一緒に食べればこの話題と料理できっと会話がはずみますし、一人暮らしの食事では栄養バランスも良くいつもと違った食事を楽しんで頂けると思います。では、削り節を取り入れた料理についてご紹介していきます。
3-1.初級編-トッピング
削り節を【トッピング】で使ってみてはいかがでしょうか?
こちらはなんといっても料理にかけるだけの手間いらずな所が魅力的です。冷奴、焼きそば、たこ焼き、サラダなどお好みの料理の上にかけましょう。
一人前には、削り節を「ひとつまみ」(親指・人差し指・中指の指3本でつまんだ分量)で1~2回分(約2~6グラム)がおススメの分量です。
私のおススメは「鰹節ご飯」です。ご飯に鰹節をかけ、醤油を数滴たらします。鰹節と醤油のいい香りが食欲を促進し、何杯でも食べたくなる味です。お好みでマヨネーズや青のりをかけてもおいしいです。
3-2.中級編-和え物
削り節を使って【和え物】を作ってみてはいかがでしょうか?
こちらも鰹節を入れて和えるだけのお手軽さが嬉しい料理ですが、食材の選定に料理をする人の好みやアイディアが活かされるおもしろい料理だと思います。シンプルにホウレンソウなどに鰹節を和えるだけでもおいしいです。
私のおススメは「イカとオクラ」の和え物です。こちらはお刺身用のイカ、オクラ、鰹節、ゴマを混ぜた料理です。上品に小鉢で一品追加したり、豪快にどんぶりにしたりとどちらでもお楽しみ頂けると思います。
また、お刺身用のイカをサーモンに変えてもおいしいです。一人前には、削り節を「ひとつまみ」(親指・人差し指・中指の指3本でつまんだ分量)で1回分(約2~3グラム)がおススメの分量です。
3-3.上級編-だし取り
削り節を使って【だし】をとってみてはいかがでしょうか?
だしも作り方がわかれば料理の幅が広がります。味噌汁、うどんのつゆ、煮物、どんぶりなどだしをとって作ると味が何ランクもアップします。
例えば味噌汁の場合、お湯にお味噌を入れて作ったものとだしで作ったものとでは味の深さと旨味が全然違います。私のおススメは「だし巻き卵」です。溶いた卵にだしを追加するだけでいつもの卵焼きがジューシーでだしのいい香りのする和食料理店で食べる味に変わります。
詳しいだしの作り方については「鰹節職人が元板前から聞いただし専用鰹節の選び方と旨いだしの作り方」をぜひご覧になって下さい。
まとめ
毎月24日は「削り節の日」であることとその由来がおわかり頂けたと思います。
また、11月24日は「鰹節の日」、「和食の日」でもあります。毎月24日にはぜひ削り節をお料理に取り入れて、おいしく楽しくお過ごし下さい。
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