「料亭のだし巻き卵を家で食べたい!」「どうすれば料亭の味を家で再現できるんだろう」
「クオリティの高いだし巻き卵を食べたい」皆さんもこのように思っているのではないでしょうか?
料亭のだし巻き卵を家で作りたいですよね?
しかし、食材や調味料、調理方法等、そのような知識を持っている方はあまり多くはいないと思います。
恥ずかしながら、私自身もそうでした。
料亭のだし巻き卵を作ることに対して、理解が無かったのですが、必要な食材や調理方法を調べたり、
実際に作ってみた結果、だし巻き卵のクオリティが劇的に変化しました。
そこで、私自身が和食のプロに教わったやり方を今回、記事に書かせていただきました。
記事の内容によって、皆さんに料亭のだし巻き卵の作り方を知ってもらえれば幸いです。
目次
1.「手を抜かず、基本を忠実に守る事」が大切です!!
料亭の味を再現するための裏技はありません。手を抜かず、基本を忠実に守ることが大切です。
和食のプロに教わる前の私は、料亭の味を再現するには良い食材や特殊な調理器具が必要だと思っていました。
しかし、そのようなことはありませんでした。
基本をしっかりと押さえれば、一般的なスーパーで手に入る食材と
一般家庭にある調理器具を使っても料亭の味を再現することは可能であると私自身、実際に調理してみて気づきました。
2.料亭のだし巻き卵の作り方
今回は、4人前の分量を紹介します。
2-1.食材
卵、4個
昆布、30~40g
鰹節、30~40g
水、1000㏄
薄口醬油、小さじ2/3
酒、小さじ2/3
みりん、小さじ2/3
片栗粉、小さじ2/3
大根、1/4本
ポン酢、適量
サラダ油、適量
2-2.道具
片手鍋
ボウル
ざる
卵焼きフライパン
さえばし
包丁
まな板
まきす
2-3.かつお出汁の作り方
1.鍋に水を入れます
2.切り込みを入れた昆布を30分漬けます
3.鍋に火をかけ、沸騰する前に昆布を取り出します
4.煮立ったら鰹節を入れ、火を止めて2分待ちます
5.別容器に濾します
濾す際には、写真の様に、ボウルの上にキッチンペーパーを敷いたざるを置き、ゆっくり注いでください
完成した、かつお出汁がこちらです。綺麗な黄金色の出汁が取れました。
2-4.焼く前までの準備
1.取った出汁を人肌位の温度(35℃~36℃)になるまで冷ましてください。
冷ますことによって、卵と混ぜる際に卵が固まるのを防ぎます
2.卵を軽くかき混ぜてください
ポイントとしては、勢いよくかき混ぜるのではなく、空気を含ませないようにゆっくりとかき混ぜてください。そうすることによって、ふわっとした食感になり、舌触りが滑らかになります。
私自身、実際に食べたときに、今まで作ってきただし巻き卵よりもふんわりとした食感になり驚きました。
3.軽くかき混ぜた後に、ざるを使って濾してください
濾すことによって、完成した際に目が細かく、口触りがやさしくなります
4.各調味料、かつお出汁、濾した卵を混ぜます
これで、生地の準備は終わりです
2-5.焼き方
1.フライパンを温め、まんべんなく油をひいてください
油を引いた後、キッチンペーパーを使って全体になじませるのがポイントです。そうすることによって、油が均等に引かれ焦げ目がつきにくくなります。
2.焼き方は、強めの中火で焼き、固まってきたら気泡を潰してください
ポイントとしては、気泡を潰すことによって、完成した際に生地の凹凸が無くなり、綺麗な形になります
2-6.巻き方
1.卵は、上側から手前に巻いてください。また、巻きやすくするために隅にはしを入れて剝がれやすくすると上手く巻けます
2.手前側に巻いたら、空いたスペースに油を引き、卵を上側にずらします
3.上側にずらしたら、また空いたスペースに油を引き生地を入れます
そして、同じように手前側に巻いていく手順を繰り返していきます
4.写真のように、はしで浮かせて生地を流し込むことがポイントです。そうすることによってつなぎ目がきれいになります。
2-7.魅せ方
1.完成した生地をまきすで丸く包み、形を整え、二分ほど置いてください。
力を入れて丸くするのではなく、包み込みようにして巻くことがポイントです。
2.包丁で食べやすい大きさに切り、お好みで大根おろしを添えれば完成です。
まとめ
手を抜かず、基本を忠実に守ることによって、料亭のだし巻き卵を作ることが出来ました。
この記事では、料亭のだし巻き卵の作り方をまとめましたので、是非活用して皆様の料理に役立ててください。
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