和食レパートリーが増える!煮物の種類をメインから副菜まで紹介

和食の定番の調理法、「煮物」。
何種類か覚えておけば、食卓のレパートリーも増えて大助かり。

定番の、肉じゃがや筑前煮はもちろん、肉や魚を煮れば主菜になります。
野菜などを煮れば小鉢が増えます。
生野菜ではなかなか取れない量も、煮込むことで食べやすく多く取れます。

定番、主菜、副菜になる煮物を何種類かご紹介します。


1.定番の煮物の種類

和食の定番の煮物といえば、肉じゃがや筑前煮があげられます。
肉が入っているのと何種類かの野菜が同時にとれるので健康にも良く、たくさんつくれば、お互いの素材の味が染みてよりおいしく作れます。

1-1 基本の「肉じゃが」

煮物

肉じゃがは、煮物の定番。そして日本の家庭料理の定番ではないでしょうか?
食卓に肉じゃががあれば、基本的な料理をしっかりする料理上手な妻というイメージがあります。
ただし、食べ盛りの年代の人には、メインにしっかりとした肉料理があって、副菜として肉じゃがの方が好まれます。

肉・じゃがいも・にんじん・玉ねぎを油で炒めてから煮るのが一般的な食べ方。
肉は、西日本は牛肉、東日本は豚肉が使われています。
具材は肉・じゃがいも・にんじん・玉ねぎ・しらたき・こんにゃく・ねぎ・いんげん豆・さやえんどう等、ご家庭などによりさまざまです。
じゃがいもは、煮崩れしにくいメイクイーンをお勧めします。煮た後に一度冷ますと味がより染みます。

基本的な料理を出したいときは肉じゃががおすすめです。

1-2 彩りのいい「筑前煮」

ハレの日など、和食メニューの食卓に花を添えたいときは、筑前煮がおすすめです。
ニンジンや、レンコンをおしゃれに切って、さやえんどうなどの緑をあとから散らすと見栄えがよくなります。色々な野菜が取れて栄養バランスもいいです。

鶏肉、こんにゃく、ごぼう、にんじん、レンコン、干し椎茸などを一口大に切って油で炒め、甘辛く煮た料理。
だし汁を入れずに、醤油で汁を煮詰めて作ります。だし汁を使わなくても、お互いの素材の旨みがでています。日持ちし、見た目も華やかになります。
冬なら、レンコン・ごぼうなど根菜などを入れたり、春はタケノコを入れたりします。
筑前煮などは大皿に入れてメインとしてでてくるご家庭も多くあります。最近では副菜の彩りとして作られることも多くなりました。


2.主菜になる煮物の種類

肉や魚が入っている煮物にすれば、和食のメインとなります。
代表的な主菜の煮物をご紹介します。

2-1 和食の定番「サバの味噌煮」

サバの味噌煮

サバの味噌煮は、ご飯がすすむ一品です。
青魚は健康にもよく取り入れたい料理です。

サバは、臭みを取り除くための下処理をしてから、生姜やネギなどと一緒に煮ていきます。一度冷ますとより一層味が染みます。最後に味噌を溶き入れて、更に煮ていきます。

ご家庭でサバの下処理など大変だと思う方もいらっしゃいますが、やり方等参考にして下さい。

2-2 食べ応えあり「豚の角煮」

豚の角煮は、食べ応えのある煮物です。
ガツンとした料理を出したいときにおすすめです。
豚肉はエネルギー代謝に必要なビタミンB1、B2、B6、貧血を防ぐ鉄分、血圧を下げるカリウムなど、食欲旺盛な男性だけでなく女性にもうれしい健康効果があります。

卵や大根などを一緒に煮れば、彩も良く野菜もとれます。
軟らかく煮るのに時間がかかるので圧力鍋があると時間が短縮できます。圧力鍋を使う場合は、卵を一緒に入れないように注意して下さい。

2-3 白身魚をふっくらおいしく「カレイの煮付け」

白身魚が好きな人だけでなく、魚がそれほど得意でない人も食べやすい魚料理です。
出汁が染みてふっくらとした身を口にすると、日本人で良かった!と思うのではないでしょうか。

カレイの煮付けも切り身からつければ、下処理も簡単です。薬味としてネギや、付け合わせの豆腐なども一緒に煮こめば、味も染みておいしくなります。
煮るときは落し蓋をして、カレイに味が染みるように時々煮汁をかけてあげるとふっくらおいしく仕上がります。

 

2-4 子供も喜ぶ「鶏の煮物」

鶏肉は、煮込めばやわらかくしっとりホロホロ。
食べやすくて子供も喜ぶ料理です。
鶏を甘辛く煮付けると、一緒に煮る大根や野菜もおいしく食べやすくなります。

味付けは、出汁・砂糖・しょうゆなど。酸味が好きであれば、お酢を足すとさらにごはんが進むおかずになります。
もも肉や手羽を使うとジューシーです。

2-5 おつまみにも「イカと里芋の煮付け」

イカ好きの人にはたまらない、イカの煮付け。
更に里芋を加えると、イカそのものの出汁を里芋が吸って相性抜群です。

濃いめの味付けで、ごはんのお供だけでなく、酒のお供にもなります。


3.副菜の煮物

3-1 ねっとり&ホクホク「里芋の煮っころがし」

里芋を煮るとねっとりとした舌ざわりとホクホクした食感が味わえます。
皮をむいた後、塩でもむとヌメリが減ります。
手間を減らしたい場合は、冷凍の里芋などもあります。

3-2 子供も大人も満足「じゃがいもの煮っころがし」

ほっこり、ホクホクとした甘辛いじゃがいもの煮っころがしは、
子供も食べやすく、優しい味わいから箸休めとしても活躍する一品です。
たくさん作って、お弁当の一品にも使いやすいです。
新じゃがなら皮ごと炒めて煮ていきます。

3-3 夏の定番「ナスの煮付け」

メインに肉が多かったり油物などが多いときは、ナスの煮付けでバランスを取りましょう。
また、夏はナスのおいしい季節。
冷たくして鰹節をかけて食べるのもいいですね。
ナスに味が染み込んで、ナスの風味と出汁の風味をたっぷりと味わえます。
調理時間も短く副菜にピッタリです。

3-4 冬の定番「かぼちゃの煮つけ」

冬の定番の煮付けです。
かぼちゃの甘みが魅力ではありますが、おかずとして少ししょっぱくしたければ、ひき肉のあんかけを添えるのもかぼちゃの煮つけの定番です。

3-5 副菜の定番「ひじき煮」

副菜の定番、ひじきの煮物です。
副菜でありながら、ごはんが進む料理なので、朝ごはんから晩ごはんまで活躍します。
具材は、にんじん、油あげ、大豆、鶏肉など。
ひじきを水に戻し、具材を炒めてから煮ます。

3-6 優しい味わい「豆腐とお肉の煮付け」

お肉でパワーをつけたいけど、胃にやさしいものを食べたいときは豆腐の煮付けがおすすめです。
肉が多ければメインにもなるし、メインの魚料理の副菜なら少しお肉を入れる程度でもいいので調節しやすく冷蔵庫の中身とも相談しやすい料理です。
豆腐と肉のバラなどと煮ていきます。豆腐は絹ごしでも木綿でもお好みで。
味付けは、甘辛やすきやき風など、こちらもお好みでアレンジしやすい煮物です。

3-7 ヘルシー「こんにゃくの煮物」

ヘルシーでおいしい副菜です。
こんにゃくの下茹でをした後、鍋に火をかけ水を飛ばし、味付けをします。
ゴマ油などを足すと風味がまして、おいしく仕上がります。

定番、主菜、副菜になる煮物を何種類かご紹介しました。
毎日の献立作り大変です。
作り置きしておけば、いろいろな種類を食卓に出すこともできて便利です。
冷蔵庫に残っている野菜などでも、1品つくれますので、是非ご参考にしてみてください。


さいごに

定番、主菜、副菜になる煮物を何種類かご紹介しました。
毎日の献立作り大変です。
作り置きしておけば、いろいろな種類を食卓に出すこともできて便利です。
冷蔵庫に残っている野菜などでも、1品つくれますので、是非ご参考にしてみてください。

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