レシピに書いてあった豆腐の水切り。「一体何のために水切りしなければいけないの?」と思いますよね。
豆腐の水切りは見た目、食感、味などに影響を与えるとても重要な役割を持ちます。具体的には以下の3つです。
- 見た目:豆腐の型崩れを防ぐ
- 食感:弾力のある食感になる
- 味:濃厚な味わいになる
特に豆腐の水っぽさがなくなるため「料理が水っぽくなる」といった事態も防ぐことができます。豆腐の水切りをやらないことで「びちゃびちゃの料理ができた」なんて経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、美味しい料理を作るために知ってほしい豆腐の水切りの方法を5つ紹介していきます。あなたの好みや料理の種類によって使い分けていただければと思います。
もしくは「とにかく簡単にできるものが良い!」という方は最初に紹介する電子レンジを使った方法をお試しください。わずか2分で水切りが完了するため時短&簡単でおすすめです。
それではさっそく一つ目の方法から紹介していきます。
目次
1. 簡単&時短!レンジで2分で水切り
電子レンジを使えば時短になるので、急いでいる人にはピッタリ。
ただし、電子レンジによってはやりすぎると「すが入る」事があります。
すが入ると食感が悪くなるので豆腐ハンバーグなど潰して使う料理にするといいです。
心配な場合は時間を短くして様子を見ながらやってみたり、ワット数を低くしてみたりするのがおすすめです。
手順1:キッチンペーパーを2枚重ねにして豆腐を包む
手順2:耐熱皿にのせラップをせずに600Wのレンジで2分加熱
2. しっかり水切り!重しを使って30分~1時間
豆腐の水切りの一般的な方法です。
加熱せずに水切りするので、豆腐本来の舌触りや風味が保たれます。そのため色々な料理に使える方法です。おすすめは生の豆腐を使う白和えや、サラダなどです。
手順1:キッチンペーパーを2枚重ねにして豆腐を包む
手順2:重しを乗せて30〜60分放置する
重しは、バットや平たいお皿などの上に重しをのせると豆腐が潰れにくくなります。
重しの量と、放置時間を変えれば、水切りの度合いを調整できます。
みずみずしさを残したい場合は軽めの重さで放置時間を少なくし、しっかり水切りしたいときは重さと放置時間を増やします。
3. 自然に水切り。10分から1晩ふんわり食感を残す
重しなどを使わずに自然に水をきる方法です。
水は電子レンジや重しを使う方法よりも抜けませんが、ふんわりした豆腐の食感を残すことが可能です。
おすすめは、サラダや揚げ出し豆腐などふんわり食感を味わいたい料理に使います。
手順1:水を切ってザルにあげる
手順2:そのまま10分から1晩そのまま放置
1晩置く場合は、冷蔵庫に入れておきます。
4.手抜きの水切り。パックに入れたまま
なんの道具も使わない簡単な水切りです。
わざわざ水切りするのが面倒くさい、けど少し抜いておくには丁度いい方法です。
自然の水切りと同じようにふわふわ食感が残ります。
手順1:豆腐のパックを半分から2/3くらい開いて水を抜く
手順2:流しの隅に立てかけておく
倒れて豆腐が出てしまわないように気をつけましょう。
5.ダブルでしっかり水切り
料理中に水が絶対に出て欲しくない、固めの豆腐を使いたいなど、しっかりと水切りをしたい場合はこの方法をお試しください。豆腐の味噌漬けや、ステーキなど、しっかりとした食感を出したい料理に最適です。
手順1:キッチンペーパーを2枚重ねにして豆腐を包む
手順2:耐熱皿にのせラップをせずに600Wのレンジで2分加熱
手順3:重しを乗せて30〜60分放置する
6.まとめ
いかがでしょうか?
豆腐の水切りの方法を5つご紹介しました。
水切りをすることで豆腐の型崩れを防いで、料理をおいしく仕上げることができます。
水切りの方法は、あなたの好みや料理の種類によって使い分けていただければと思います。
お豆腐を使う際は、ぜひ参考にして下さい。
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