食卓に並ぶ料理が、どうも華やかではない…。
茶色っぽい印象の料理が多い…。
そんな風に感じる方も多いと思います。
そこで登場するのが「白だし」です!
高級料亭やプロの料理人は、素材の色をきれいに出す為に、薄口しょうゆなどを使っています。
もちろん、それだけでは、旨味が足りないので、出汁や調味料を合わせ調理を行います。
このプロが作る薄い色の出汁を、家庭でも手軽に利用できるようにと七福醸造が商品化したものが「白だし」です。
今では、多くの会社が様々な「白だし」を販売しています。
「白だし」はご家庭でも作れますので、白だしのレシピと使い方をご紹介します!
市販の人気「白だし」おすすめ5品も紹介しますので、是非、おいしくて鮮やかな料理を作ってみてください。
目次
- 1.白だしとは
- 2.白だしのレシピ
- 2-1.出汁をしっかりととった本格的な「白だし」
- (1)昆布の表面を固く絞った布巾で汚れを取る
- (2)鍋に400ccの水を入れ、昆布5~10グラムを入れる
- (3)弱火にかけ鍋底に泡がでて昆布が浮いてきたら取り出す
- (4)薄口醤油100cc、みりん100ccを鍋にいれる
- (5)鍋に火をかけ沸騰さる
- (6)沸騰したら中火にして、1分程そのまま
- (7)火を止め、鰹節10gを入れたら、10分程まつ
- (8)茶こしかザルで漉して完成
- 2-2.3つの材料だけで簡単「白だし」の作り方
- (1)鍋に水400cc入れる
- (2)薄口醤油100cc、みりん100cc入れる
- (3)鍋に火をかけ、沸騰させる
- (4)沸騰したら中火にして、1分程そのまま
- (5)火を止め、ほんだしを小さじ2杯いれ、お玉でかき混ぜれば完成
- 3.白だしの活用方法
- 4.市販の人気「白だし」おすすめ5品
- まとめ.
1.白だしとは
白だしとは、めんつゆの色が薄いタイプものです。
液体調味料として料理に使います。
原料は白醤油や淡口醤油に、昆布や鰹節椎茸などから取った出汁、みりん、塩などを加えたもので料理にあわせて希釈して使用します。
お手軽に旨味たっぷりの複雑な味付けができます。
煮物やお吸い物、そば・うどんなど、めんつゆで使う場合と同じような料理に使います。
| 白だし | めんつゆ |
---|---|---|
見た目 | ||
色 | 薄い茶色(琥珀色) | 濃い茶色 |
材料 | 白醤油または淡口醤油(うすくち) | 醤油 |
2.白だしのレシピ
白だしは、ご家庭で作ることができます。
出汁をしっかりととった本格的な「白だし」と、簡単に作れる「白だし」の二つをご紹介します!
2-1.出汁をしっかりととった本格的な「白だし」
旨味がたっぷり、かつお節の風味が香る本格的な「白だし」がご家庭で作れます。
冷蔵庫で2~3日もちますので、一度作っておけば、いろいろな料理に活用できます。
【材料(かけつゆ3人分程度)】
・昆布 5~10グラム
・鰹節(削り節) 10グラム
・水 400cc
・薄口しょうゆ 100cc
・みりん 100cc
(1)昆布の表面を固く絞った布巾で汚れを取る
だしを取る時にお湯の中で昆布がもとに戻るのですが、この時昆布の“しわ”の中までしっかりと汚れをふき取っておかないとお湯の中に異物が入ってしまう事があります。丁寧に拭きっとっておきましょう。
(2)鍋に400ccの水を入れ、昆布5~10グラムを入れる
昆布は、10分以上置き、鍋に火をかける前に入れます。
(3)弱火にかけ鍋底に泡がでて昆布が浮いてきたら取り出す
(4)薄口醤油100cc、みりん100ccを鍋にいれる
(5)鍋に火をかけ沸騰さる
みりんのアルコール分を蒸発させます。
(6)沸騰したら中火にして、1分程そのまま
(7)火を止め、鰹節10gを入れたら、10分程まつ
火を止めないと、香りが飛んでしまいます。また、混ぜたりするとえぐみが出るので、何もせずに待ちます。
(8)茶こしかザルで漉して完成
2-2.3つの材料だけで簡単「白だし」の作り方
手軽に「白だし」を作りたい方は、たった3つの材料で作ることができます。
【材料(かけつゆでおおよそ3人前)】
・薄口しょうゆ 100cc
・みりん 100cc
・ほんだし(顆粒だし) 小さじすり切り2杯(約8g)
・水 400cc
(1)鍋に水400cc入れる
(2)薄口醤油100cc、みりん100cc入れる
(3)鍋に火をかけ、沸騰させる
みりんのアルコール分を蒸発させます。
(4)沸騰したら中火にして、1分程そのまま
(5)火を止め、ほんだしを小さじ2杯いれ、お玉でかき混ぜれば完成
3.白だしの活用方法
3-1.料理の味付けに使います
白だしは、料理の味付けとして利用します。
めんつゆと同じように、白だし1つ使うだけで、みりん・砂糖・薄口しょうゆ・お出汁などが入っているので、簡単なのに奥深い味を出すことができます。
3-2.素材の色をきれいに出せます
めんつゆとの一番の違いは、素材の色がきれいに出る事です。
卵焼きや肉じゃが、お吸い物やうどんつゆ、おでんなど、素材の色を活かした味付けとして色々と活用できます。味が深くなりますので、炒め物やカレー、シチューなどの隠し味にも使われます。
白だしを使った場合と、めんつゆを使った料理の見栄えを比較すると、やはり白だしの方が素材の色がきれいです。
白だしを使った卵焼き(または茶わん蒸しまたは肉じゃが)
めんつゆを使った卵焼き((または茶わん蒸しまたは肉じゃが)
4.市販の人気「白だし」おすすめ5品
おすすめ01.元祖白だし屋の白だし 特選料亭白だし四季の彩/七福醸造
商品名:特選料亭白だし四季の彩 600ml
特徴:素材にこだわりあり!の商品で、枕崎産の本枯節・北海道産の昆布・大分産のどんこ、とひとつひとつこだわり、16倍濃縮で、味もしみやすく料理がまろやかで奥深い味になります。
白だしのシリーズが豊富で、化学調味料不使用や有機原料で丁寧に仕込んだものもあります。
メーカー販売サイトご参考価格:
600ml 1,210円(税込)
おすすめ02. 割烹白だし 500ml/ ヤマキ
商品名:ヤマキ 割烹白だし500ml
特徴:
かつお節の味が効いていて、料理に使うと味がぱっと広がります。
スーパー等でも手軽に購入出来て、利用したことがある人も多い定番商品です。
あごだしタイプもおすすめです。
アマゾンご参考価格:257円
おすすめ03.白だしゴールド 500ml/にんべん
商品名:白だしゴールド 500ml
特徴:
だしの風味をしっかり感じます。
だし素材1.5倍使用、化学調味料無添加でいつもの料理がワンランク上になります。
販売サイトご参考価格:453円(税込)
おすすめ04.キッコーマン 旨みひろがる 香り白だし
商品名:キッコーマン 旨みひろがる 香り白だし
特徴:
香りがひろがり、塩味がまろやかです。
また、持ちやすく、必要な量だけ出しやすいので、料理中に扱いが便利なのもうれしい気づかいです。
販売サイトご参考価格: 340円(500ml)
おすすめ05.茅乃舎 白だし 200ml入
商品名:茅乃舎 白だし 200ml入
特徴:
福岡市郊外の『御料理 茅乃舎』が販売しているだしです。
化学調味料無添加で、焼きあご、かつお節、うるめいわし、真昆布を使っていて、料理が上品になり、まさに料理屋さんの味付けになります。
販売サイトご参考価格:594円(税込)
まとめ.
「白だし」は、日ごろの料理の味を、手軽に一段あげることができます!
そして、素材の色味がきれいにでるので、
「白だし」はご家庭でも作れますので、作っておいて色々な料理に使ってみてください。
市販の人気「白だし」は、どれも素材にこだわって作ってますので、購入してみて料理に試してみるのもおすすめです。
おすすめ5品や、スーパーにおいてあるものにもチャレンジしてみてください。
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