茶碗蒸しを作りたいけれど、卵と出汁の割合が分からない…そう悩んでいませんか?
実は卵と出汁の割合の黄金比は1:3なのです。
そこでこの記事では、卵と出汁の割合の黄金比を分かりやすく紹介しながら、茶碗蒸しのレシピを紹介します。
またここでは、出汁取りから本格的に作る方法と、めんつゆと電子レンジを使った簡単な方法の2種類を紹介していますので参考にしてください。
この記事を読んで、ぜひ理想の茶碗蒸しを作ってみてください。
1. 茶碗蒸しの卵とだしの黄金比は1:3
茶碗蒸しの作り方で大切になるポイントが、卵と出汁の「黄金比」です。
蒸し器を使い、出汁取りから本格的な茶碗蒸しを作りたい場合、卵と出汁の黄金比は「1:3」になります。
つまり卵1個の重さに対して、3倍の量の出汁が必要です。
例えば、卵1個の重さを50グラムとした場合、必要な出汁の量は50×3=150ccとなります。
この記事で紹介するレシピ(4人前)は、卵2個を使っているので、必要な出汁の量は300㏄です。
2. 黄金比で作る茶わん蒸し
この章では、蒸し器を使って本格的に出汁取りから茶碗蒸しを作りたい場合のレシピを紹介します。
こちらの動画で詳しく紹介していますので、ぜひご覧ください。
https://youtu.be/8cZTFav-wT4
材料(4人前)
(出汁取り用)
・水 1000㏄
・昆布 10g
・鰹節(花かつお) 20g
(具材)
・卵 2個
・鰹だし 300㏄
・塩 小さじ¼
・薄口醤油 少量
(その他の具材)
・ぎんなん
・むきエビ
・たけのこ
・かまぼこ
・しいたけ
・鶏肉
・三つ葉
準備ができたら、さっそく作っていきましょう。
(出汁取り)
1.鍋に水と切り込みを入れた昆布を入れ、一晩から1時間程度浸ける
2.鍋を火にかけ、沸騰する手前で弱火にし、昆布を取り出す
3.火を止め、鰹節を入れる
4.1~2分待ち、別容器にこして冷ましておく
(作り方)
1.卵をしっかりと溶き、ザルでこす
2.粗熱を撮っただしに醤油、塩を入れて混ぜる
3.出汁を溶いた卵の中にゆっくり入れ、軽く混ぜ合わせる(気泡が入らないよう注意)
4.カットした具材を器に入れ、卵と出汁を合わせた液をいれる
5.蒸し器に水を入れて沸かす
6.アルミホイルで蓋をした器を鍋に入れ、少しずらして鍋の蓋をする(蒸気を茶碗蒸しに当てないため)
7.強火で3分加熱し、そのあと弱火にして10分程加熱する
8.火を止め、竹串で固まり具合を確認して完成
3. もっと簡単に作る場合は
蒸し器を使わずに、めんつゆを使った簡単な方法で茶碗蒸しを作りたい場合には、電子レンジを使った方法がおすすめです。
電子レンジを使う場合には、卵2個に対してめんつゆ30ccと水300ccを合わせた分量の出汁を使います。
今回はめんつゆの希釈が10倍の場合で紹介しますので、お使いの麺つゆの希釈を確認して分量を調整してください。
10倍希釈のめんつゆの場合
こちらの動画もぜひご覧ください。
https://youtu.be/ZyRlT6DeybQ
材料(4人前)
(具材)
・卵 2個
・めんつゆ 30㏄
・水 300㏄
(その他の具材)
・鶏肉 20g
・かまぼこ 5㎜程度4枚
・しいたけ 少量
・三つ葉 少量
(作り方)
1.めんつゆと水を混ぜ合わせ、出汁を作る
2.卵をしっかりと溶き、ザルでこす
3.出汁を溶いた卵の中にゆっくり入れ、軽く混ぜ合わせる(気泡が入らないよう注意)
4.器に入れた鶏肉にラップをかけ、500Wで30秒ほど加熱する(しっかり過熱する)
5.カットした具材を器に入れ、卵と出汁を合わせた液をいれる
6.器にラックをかけ、200Wで6分加熱する
7.火傷に注意して取り出し、かたまり具合を確認して完成
4. まとめ
以上、茶碗蒸しの卵と出汁の黄金比と、それを使ったレシピを紹介しました。
この記事を参考に、ぜひ茶碗蒸しを作ってみてください。
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