だしパックには3つの使い方があり、だしをとる、調味料として使う、使い終わっただしがらを再利用するといった使い方があります。
この記事ではそんな3つの使い方について説明し、おいしいだしのもとになる鰹節を削っている私だからこそおすすめできる簡単レシピを紹介したいと思います。
最後には私も実際に使っている無添加のだしパックのレシピも紹介しますので、是非作って使ってみてください。
目次
1.だしを取るだけじゃない!だしパックにある3つの使い方
家庭で簡単にだしをとることができるだしパックですが、だしパックには
① だしをとる
② 調味料として使う
③ 使用後のだしがらを再利用する
といった3つの使い方があります。
そんな3つの使い方を説明すると共にそれぞれの方法で作ったレシピを紹介したいと思います。
2.だしパックでとっただしを使う!
だしパックの使用例として一番メジャーなのがだしをとるという使用方法です。
だしパックからとっただしは、お味噌汁や鍋、めんつゆなどに使われることが多いです。
また、だしをとるには、だしパックのような抽出タイプのものと、ふりかけのようにそのまま使える顆粒タイプの2タイプがあります。
抽出タイプは天然素材で無添加であることが多く素材の味を生かしたい場合におすすめです。対して顆粒タイプは値段が安く、だしがらが出ないため使い勝手が良いという特徴があります。
今回はだしパックを使ったレシピを紹介していこうと思います。
2-1.だしパックからとっただしを使ったおいしいうどんのレシピ
だしパックでとっただしを使った簡単きつねうどんのレシピを紹介します。
材料(一人前)
・うどん 1玉
・だしパック 1袋
・油揚げ 2枚
・醤油 35ml
・みりん 35ml
・砂糖 適量
・ネギ 適量
作り方
① だしを作る
使用するだしパックの使い方に従ってだしをとりますとっただしは400mlを使うのでそれ以上に作るようにしてください。
② だしに醤油とみりんを加える
だし400mlに対して醤油とみりんを加え、弱火で沸騰寸前まで加熱し、めんつゆの完成となります。
③ 油揚げの味付け
余っためんつゆに砂糖を加え中火で煮立てたものに油揚げをいれ、適度に汁を吸わせて味付けします。
④ 完成
ゆでたうどんを作っためんつゆに入れ、味付けした油揚げとネギをトッピングして完成です!
3.だしパックを調味料としてあつかう方法
だしパックを破って中身を調味料としてそのまま振りかけて使用する方法です。
この使用方法は顆粒だしの方が使用しやすいかもしれませんが、だしパックを使っても美味しく使用することができます。
チャーハンや焼きそば、炊き込みご飯などにオススメの使用方法です。
3-1.調味料としても優秀!絶品炊き込みご飯のレシピ
今回はだしパックを用いたマッシュルーム炊き込みご飯のレシピを紹介します。
材料(2合分)
・マッシュルーム 4~5個
・米 2合
・酒 大さじ1
・みりん 大さじ1
・醤油 大さじ1
・塩 小さじ1
・だしパック 1袋
作り方
① スライスしたマッシュルームと調味料をご飯と一緒に炊飯器に
汚れを落とし、スライスしたマッシュルームを2合分の水をお米と一緒に入れた炊飯器に入れ、調味料をすべていれ、軽く混ぜる。
② だしパックを最後に入れ普通の炊飯モードで炊飯する
炊飯モードで炊飯した後の写真が上の写真になります。
③ 混ぜて完成
良く混ぜて完成となります。
3-2.だしパックの注意点
抽出用だしパックを調味料として使う場合は、物によってはパックの中身が荒く、中身を取り出して調味料として使う場合には不適切なものもありますので、使用上の注意をよく読んでから調味料として使えるかどうかを判断するようにしてください。
抽出用だしパック
4.使用後のだしがらを再利用!
抽出用だしパックの使い終わっただしがらの中身を捨ててしまうというのはもったいないです。
そんなだしがらも工夫1つで再利用して使うことが出来ます。
主な再利用方法としては前に挙げたような調味料としての使用になります。
今回はふりかけにする再利用方法を後の章で紹介したいと思います。
4-1.だしがらも無駄にしない!だしがらを使ったふりかけのレシピ
材料
・使用済みだしパックの中身
・塩 適量
・酒 適量
・ごま 適量
作り方
① だしパックの中身を炒める
中火で使用済みだしパックの中身を炒め、水気をとばす。
② 酒を加える
酒を加え再び水気が飛ぶまで炒める
③ 塩、ゴマを加える
最後に塩、ごまを入れ、弱火で軽く炒めたら完成
④ 完成
完成です、ご飯にかけてたべるとおいしく頂けます。
写真はマッシュルーム炊き込みご飯にかけたものになります。
5.自作のだしパックのレシピ
鰹節のプロである私がおすすめするだしパックのレシピを紹介します。
材料(5袋分)
・鰹節 30g
・昆布 5g
・干ししいたけ 10g
お茶パック 5袋
作り方
① ミキサーを使って粉砕する
小さくカットした昆布と干ししいたけと鰹節をミキサーにかけます。(二枚目の写真が破砕した後のものになります)
② お茶パックにつめる
9gずつお茶パックにつめ、5袋のだしパックが完成します。
味噌汁のだしなら、一袋450mlのだしをとるのに適切な量となっています。
③ 完成
完成したものは真空パックに入れ、一ヶ月を目安に常温で保存してください。
6.まとめ
簡単にだしをとることが出来るだしパックですが、ただだしをとるだけではなく調味料として使う、中身を再利用するといった3つの使い方があると紹介しました。
だしパック1つで様々な料理をおいしく作ることが出来ます。
やはりだしを使った料理というのはとてもおいしくなるので今回紹介した料理に限らず様々な料理を作ってみてください。
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